SDGsについて
弊社では持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:略称SDGs)の趣旨に賛同し、会社を挙げてこの実現に取り組んでいます。
持続可能な開発目標(SDGs)とは、貧困、不平等や格差、気候変動による影響など、世界の様々な問題を根本的に解決し、全ての人たちにとってより良い世界を実現するために2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴールにより構成されています。
弊社といたしましては、17のゴール全ての実現のために日々努めており、中でも次の6つのゴールについては日々の発電所運営が直接関係してくる大切なものと捉えております。
すべての人が健康で安全な生活を営むことは最も優先されるべきことです。その実現に向けては、環境に配慮し、法令等で定められている基準値をしっかりと遵守することが大切です。弊社では関係法令を遵守することはもとより、釧路市と公害防止協定を締結して自らも各種測定を行うとともに、釧路市の立入調査にも協力し、日々基準値の遵守に努めています。このことが、周辺環境の確実な保護と地域社会との調和につながっていくと考えております。
発電を担う弊社として、エネルギーの安定供給は最も重要な責務であり、そのために日々の発電所運営には細心の注意を払いながら行っております。また、石炭だけではなく再生可能エネルギーであるバイオマスを燃料として三割使用するなど、できるだけクリーンなエネルギー供給に向けて努力しております。このような取組を行いながらエネルギーの安定供給に努めることで、地域産業の安定化、そして自然との共生が実現するものと考えております。
発電を行い、電気を供給する立場として、周辺環境や地域住民に配慮した発電所運営を行うことは弊社として当然の責務であり、そのためには、しっかりと関係法令を遵守した うえで、できるだけ再生可能エネルギーを燃料とし、大気や騒音などの基準値を確実に守ることで周辺環境や地域住民の皆様に配慮した取り組みを実践していかなくてはなりません。 弊社では、そのひとつとして燃料にバイオマス燃料を三割使用し、CO2の排出をできるだけ抑制するなど、環境に配慮した発電所運営を行っており、今後におきましては、バイオマス燃料の比率を上げることや、アンモニアなどの燃料についてもその使用について 検討していかなくてはならないと考えております。
発電所を運営していく際には、適切な設備を整えることによって高い発電効率を維持していくことが、燃料の使用を最小限に抑えることにつながり、結果として陸の生態系維持には重要な役割を果たすと考えております。弊社では、循環流動層ボイラーによって高い発電効率を維持していきます。