バイオマス発電
『バイオマス』とは、動植物などの生物から作り出されるエネルギー資源のうち、石油などの化石燃料を除いたもののことです。また、『バイオマス発電』とは、バイオマスを燃料として使用する発電方法のことで、バイオマスを直接燃焼したり、発酵させることで発生するメタンガスなどを燃焼させることでエネルギーを作り出して発電します。弊社発電所では、バイオマスのうち『木質ペレット』と『PKS(※注1)』を燃料として燃料全体の約三割を使用し、バイオマス発電を行っております。
(※注1)PKS:パーム椰子から油を搾り取った後の殻のこと。弊社では東南アジアなどからパーム椰子殻を輸入しています。
現在、世界的規模で地球温暖化が進んでおり、その対策としてCO2を含む温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる『カーボンニュートラル』の動きが世界的に広まっております。日本でも、2050年までにカーボンニュートラルを達成するために様々な取り組みを現在行っております。
弊社発電所が使用しているバイオマス(PKS、木質ペレット)は燃焼時にCO2は発生するものの、生長時に光合成により多くのCO2を吸収するため、CO2の増減には影響を与えないことから、カーボンニュートラルに資するものとされております。
バイオマス燃料(PKS)の持続可能性(合法性)に関する情報公開については、こちらをご覧ください。
バイオマス発電のライフサイクルGHGに係る自主的取り組み等の情報開示については、こちらをご覧ください。